WCAN 2011 Autumn が開催されました

レポート 2011-09-12 (月)

2011年9月10日、名古屋国際会議場にてWCAN 2011 Autumnが開催されました。

去年と同様に4セッション×3会場、合計12のタイトルからの選択式で行いました。受付や会場間の移動など心配もありましたが、みなさんの行動に助けられスムーズな進行ができました。ありがとうございました。

次回WCAN 2011 Winterは、12月10日(土)に開催します。ぜひご参加ください。


0-A:プロジェクト ~Cafe & Salon OHANA サイトリニューアル~

レポート 2011-09-12 (月)

セッション0-Aは、トライデントコンピュータ専門学校の山口紗和さん、鈴木良さんによる「プロジェクト ~Cafe & Salon OHANA サイトリニューアル~」でした。


学校の授業を通して、夫婦で経営しているCafe and salon OHANAさんのサイトをリニューアルした時のプロジェクトの概要をお話しいただきました。

作成プロセスとして、まずディレクション、デザイン、コーディングと3つのチームに分け、効率のよいプロジェクト管理を実現しているということでした。ディレクションチームが打ち合わせをし、デザインコンセプトを決め、デザインチームとコーディングチームと打ち合わせをしながら作成を進めていったそうです。 学生主体のプロジェクトでも、このように役割分担を明確にした実践的な内容になっています。

デザインやコーディングといった技術だけではなく、打ち合わせから完成までチーム一丸となったプロジェクトの内容で、引き込まれるセッションでした。


0-B:専門学校で学んできたこと やってきたこと

レポート 2011-09-12 (月)

セッション0-Bは、名古屋コミュニケーションアート専門学校の長瀬 周平さんによる「専門学校で学んできたこと やってきたこと」でした。


長瀬さんは専門学校でWebデザインの勉強をしていて、Webデザイナーを目指しているそうです。
学校の授業ではコーディングを主体とした授業をしていて、制作した作品を紹介していました。
そのほかにも自身で制作したポートフォリオサイトで自分の作品を掲載しているそうです。デザインの力で人を笑顔にしたいという言葉が印象的でした。


0-C:急成長するソーシャル密着ブログ ~Yahoo!ニュースにも取り上げられたその手法とは~

レポート 2011-09-12 (月)

セッション0-Bは、名古屋文理大学の加藤 貴之さんによる「急成長するソーシャル密着ブログ ~Yahoo!ニュースにも取り上げられたその手法とは~」でした。


加藤さんの運営するブログ「ガジェットショット」を実例に、ブログとソーシャルサービスの関係についてお話いただきました。

Twitter, Facebook を活用した更新情報の配信や、各種ソーシャル共有ボタンの設置といったお話から、Twitter での信頼関係構築のポイントとして「専門分野についての質問への日常的な解答やアドバイス」などが挙げられ、実践的な内容となりました。

また、デザインの重要性として「見やすさ」「興味を引くギミック」なども取り入れた例をもとに、技術的なSEOだけではなく、本質的にユーザーを満足させる事が大切というお話もいただきました。


1-A:フラッシュマーケティングの展望~他サービスとの連携で高まる利用価値~

レポート 2011-09-12 (月)

セッション1-Aは、株式会社KDDIウェブコミュニケーションズの山本 良子さんによる「フラッシュマーケティングの展望~他サービスとの連携で高まる利用価値~」でした。


山本さんには前回のWCAN2011summerのライトニングトークで話して頂き、今回はその内容をもっと深く話して頂きました。 フラッシュマーケティングとは、短時間の間に(一般的に24時間から72時間程度)商品やサービスを割引や特典などをつけてインターネット上で販売する仕組みです。

現状の日本の共同購入市場は、出稿する側の企業にとってはメリットが少なくリスクも大きいので縮小傾向にあるという事でした。出稿する企業の目的は新規顧客獲得であり、赤字になってでも行っているのが現状だそうです。しかし、安さを目玉にした手法では新規顧客がリピーターになる可能性は低いそうです。安いのは共同購入市場で購入した場合のみだからという事でした。

今後のフラッシュマーケティングは、安さを目的としない、商品の価値に重点をおいたマーケティングが重要になってくるそうです。 商品の価値に重点をおくことにより、安さ目的ではないのでリスクも少なく、リピーターになる確率も高いビジネスモデルだと言う事でした。

例なども多様し非常にわかりやすいセッションでした。


1-B:デザイナーが表現者としてプロジェクトに関わる重要性 アウトプットの最終仕上げ人としての自覚

レポート 2011-09-12 (月)

セッション1-Bは、マザー株式会社の竹尾 郷さんによる「デザイナーが表現者としてプロジェクトに関わる重要性 アウトプットの最終仕上げ人としての自覚」でした。


このセッションのポイントとして、デザイナーとしての自分がどこに重点を置いてプロジェクトに携わっていくかという視点でお話いただきました。

重要視する部分は「ポジティブであるか」「役割を正確に理解しているか」セルフマネージメントが出来ていることがプロジェクト内で最大限の力が発揮できるようです。

デザイナーにおけるセルフマネージメントは「現在進行形のデザインに求めることは把握」「デザインの原則の理解」「表現者としての感覚の理解」「Webにおける様々なロジックを理解する」が例にあげられました。


1-C:リフロー型電子書籍フォーマット"EPUB 3.0"とは

レポート 2011-09-12 (月)

セッション1-Cは、有限会社ザッツの森 裕司さんによる「リフロー型電子書籍フォーマット"EPUB 3.0"とは」でした。


このセッションでは、電子書籍の現状やEPUBについての概要や、この春草案が発表されたEPUB3.0についてお話しいただきました。

EPUB2.0では実現できなかった縦書きやルビなどの実現が可能になっていたりなどの紹介、実際にEPUBのファイルを作る際の作業フローや注意点、便利な方法をお話しいただき概要を掴んだ後は、EPUBファイル作成のデモで実際のソースファイルを見ながらの解説や、公開されているWebページからSigilというソフトを使ったファイル作成を通して、さらに電子書籍の作成のイメージが具体的になりました。


2-A:Web&デジカメ時代の「​写真」との付き合い方。

レポート 2011-09-12 (月)

セッション2-Aは、s-style-artsのおかだ よういちさんによる「Web&デジカメ時代の「​写真」との付き合い方。」でした。


「写真が撮れる機材をもっている人はどのくらいいますか?」という質問からセッションが始まりました。現在は昔と違い、誰でも写真を 撮る事ができ、編集し、公開することが出来る時代だからこそマナーが大事になってくるそうです。
自分が思うような写真を撮りたい思いが強いとマナーを軽くみてしまいがちです。そこは、冷静になってマナーを考える事が大事だと言う事でした。

また、写真を撮る人だけではなく公開拡散時におけるマナーも大事だそうです。
twitterなどではRTしてしまいうと情報が一瞬にして広がってしまいます。写真には嘘もあり、嘘ではなくても撮影者の作為が込められてるものです。
公開したり拡散するときは、脊髄反射的に反応をしないで一瞬冷静に考えようと言う事をお話していただきました。

東日本大震災を通じて、写真は思い出であり、記憶の断片であり、人生そのものであると感じられたそうです。 そこで大事な写真の保管方法としてflickerやGoogle+などといったツールを紹介して頂きました。

身近な写真ですが、再度写真とのつきあい方を考えさせられるセッションでした。


2-B:Webデザインが企業ブランドを創る時代 ~お客様から求められ続けるWebクリエイターのキャリアマップ~

レポート 2011-09-12 (月)

セッション2-Bは、株式会社タービンインタラクティブの坂根 正樹さんによる「Webデザインが企業ブランドを創る時代 ~お客様から求められ続けるWebクリエイターのキャリアマップ~」でした。


サンフランシスコ Academy of Art Universityでグラフィックデザインを学び、帰国後は多種多様なお客様を相手に「Visual Communication」を伝えているそうです。

デザインは結果の出せる「ビジュアルブランド戦略」に変化してきています。 戦略を成功させるための考え方と手法は「現状分析フェーズ」「価値測定フェーズ」があり、事例をもとに「価値測定フェーズ」を使った手法をお話しいただきました。

デザイナーに求められるスキルは「デザイン力(技術)」「表現力(感性・感情)」の他に「論理力」「ビジネス力」が必要のようです。


2-C:はじめてのjQuery Mobile 〜 モバイルフレームワークの新定番になるかも?

レポート 2011-09-12 (月)

セッション2-Cは、有限会社アップルップルの佐藤 歩さんによる「はじめてのjQuery Mobile 〜 モバイルフレームワークの新定番になるかも?」でした。


今までの携帯電話のサイトよりも実現できる事が多いスマートフォンサイトを制作の際に、jQueryMobireを使うことで一定のクオリティを保ちつつ、実装コストを下げる事が出来ます。

JavaScriptを書かなくてもできる上、基本の設計はHTMLで行うため、とても扱いやすく比較的軽量という点が導入のポイントです。 実際のデモを交えて実装方法をお話しいただき、導入していく手順を具体的に知る事ができました。

実際にjQueryMobireを使ったサイトを見ながらの導入事例紹介では、jQueryMobileの特徴をうまく使った部分の解説をしていただいたことで、今後jQueryMobireを導入していく上でのポイントを確認できました。


3-A:アクセス解析FAQ Twitterでもリアルタイムに質問OK!

レポート 2011-09-12 (月)

セッション3-Aは、運営堂の森野 誠之さんによる「アクセス解析FAQ Twitterでもリアルタイムに質問OK!」でした。


アクセス解析の基本的な理解からなんの為にするのか、具体的な手法までお話していただきました。

まず、アクセス解析による数値の改善が目的になってしまってはダメだそうです。目的はあくまでも会社の利益をあげる、 広告のROIを改善する、Web経由の受注率を上げる事を考えないとダメだそうです。このような考え方から、基本的にサイトのコンディションが良ければアクセス解析は不要ということでした。

また、実際の解析の仕方を3つの視点でお話ししていただきました。

1つ目は定点観測です。サイトの基本性能を定期的に観測するものです。ここで重要なのは決まったものを見るだけではなく 違いを見つける視点を入れることだそうです。2つ目はセグメントによる解析です。全体だけをみるのではなく、特定の軸で観測することにより有効なキーワード、無駄や手間を省けるそうです。3つ目はユーザの気持ちで客観的に解析するということでした。

最後にアクセス解析ツールや情報を紹介して頂き、心構えから具体的な手法まで非常に為になるセッションでした。


3-B:現代における「Webデザイン」とは?! Webクリエーターが、Webクリエーター以前に知ってなくては​いけない、いくつかの事

レポート 2011-09-12 (月)

セッション3-Bは、株式会社アンティー・ファクトリーの中川 直樹さんによる「現代における「Webデザイン」とは?! Webクリエーターが、Webクリエーター以前に知ってなくては​いけない、いくつかの事」でした。


Webとは情報伝達やコミュニケーションなど実生活そのもので、クリエイターの役割は企業と消費者をつなぐ体験の全体を作る役割をしていて人々の生活そのものをデザインしていると意識が必要のようです。なので、Webクリエーターはマーケティン基礎知識、イノベーション、エクスペリエンス・デザインなどさまざまな観点から考えなくてはいけないと言っていました。

この先のWebの立ち位置はWebサイト+コミュニティとイノベーションに対する新しい取り組みになっていくそうです。


3-C:クラウド型Webサービス「見積Rich」開始から1年で分かったこと ~自社サービス誕生に至るまでと、誕生後の運営・営業について~

レポート 2011-09-12 (月)

セッション3-Cは、株式会社コネクティボの平野 智裕さんによる「クラウド型Webサービス「見積Rich」開始から1年で分かったこと ~自社サービス誕生に至るまでと、誕生後の運営・営業について~」でした。


見積RichというWebサービスの立ち上げまでの流れを軸に、どのようにWebサービスを立ち上げていったのかをお話しいただきました。

自社サービスとして制作していたシステムをリリースしていく当時の現場の雰囲気が伝わり、サービスの立ち上げに名前決めや広報など、立ち上げに必要な要素がたくさんあり、サービスが立ち上がっていく様子がよくわかるお話でした。

リリース後も販促方法などで様々な工夫をされ、大変ながらも努力が実っていった様子がわかりました。 今回のお話を通じて、参加者の皆さんの中にも独自サービス立ち上げの夢が広がったのではないでしょうか。


4-A:アートディレクターにできること。 〜アートディレクションがWEBデザインを救う!?〜

レポート 2011-09-12 (月)

セッション4-Aは、モンキーワークス株式会社の大島 康裕さんによる「アートディレクターにできること。 〜アートディレクションがWEBデザインを救う!?〜」でした。


アートディレクターについて、役割や手法まで事例を紹介しながら詳しくお話して頂きました。

アートディレクターとは、ビジュアル領域の品質、制作を管理する人の事です。
デザインの現場ではゴールイメージの共有がうまくいかず、デザインの修正、デザインの複数案など管理がうまく行かないことが多いそうです。そこでアートディレクターがデザイナーに対しゴールイメージの共有を促し、クライアントに対しては、デザインに対する判断基準を作る事をします。そうする事で、提案を少なくすることが出来クライアントの満足度も上がるという事でした。

また、アートディレクターに求められるスキルとして、美的感覚、センス(必ずしもデザイナー経験者でなくてよい)があり、目指すゴールイメージが鮮明にイメージでき、客観的な正しい判断が出来る人物が求められるそうです。

アートディレクションをすることにより無駄な作業、品質の向上などプロジェクトに良い効果が表れます。

具体的な事例をあげながらのお話だったので、アートディレクションが果たす役割の大切さが伝わってくるセッションでした。


4-B:今、WEBプロダクションに求められること ―― 「クライアントと共に創り上げるプロジェクトワーク」

レポート 2011-09-12 (月)

セッション4-Bは、株式会社アクアリングのスタッフ4名&株式会社 NOYESによる「今、WEBプロダクションに求められること ―― 「クライアントと共に創り上げるプロジェクトワーク」」でした。


クライアントの方も会場にお越しいただき、プロジェクトに携わったスタッフと発表していました。
仕事のきっかけは以前、制作したサイトが目にとまって依頼があったそうです。

プロジェクトでは一番ユーザー層に近い方がディレクションし、クライアントとの距離感を縮めるというスタイルを取っているそうです。

その他、打ち合わせやメールのやり取りなどを紹介していただきました。
クライアントとどのようにやり取りをしてプロジェクトを進行していくのか参考になったのではないでしょうか。


4-C:脱デジタル化するFacebookのアナログなビジネス原理と、Web業界の参入ポイント

レポート 2011-09-12 (月)

セッション4-Cは、株式会社はちえんの坂田 誠さんによる「脱デジタル化するFacebookのアナログなビジネス原理と、Web業界の参入ポイント」でした。


ソーシャルメディアでコミュニティを形成する事によって売り上げをあげる重要性についてお話しいただきました。
店舗や企業など、実際にFacebookを使った交流によって売り上げにつなげた事例をご紹介いただき、リアルな繋がりをWebに持ってきたFacebookを使う事によって、口コミの力が強くなり、売り上げに繋げる事が出来ることが実感できました。
Facebookを活用する上で便利なツールやアプリもご紹介いただき、Facebookでの交流を大切にする事の重要性が実感できたのではないのでしょうか。


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